金泉山 長慶寺
和泉西国三十三ヶ所霊場第二十八番札所の金泉山 長慶寺は大阪府信達市場815にある真言宗泉涌寺派の仏教寺院
札所本尊は如意輪観音。
神亀年間(724年頃)行基菩薩により開創され、金泉山慈昌院海会宮寺と呼ばれました。
書恵寺が海会寺となり、大苗代村(信達大苗代)海会宮池の傍らにあったと言われ、白鳳様式の
古瓦や和同開珎など出土、奈良法隆寺と同じ建築様式と推定されている。
天正6(1578)年織田信長の兵火により伽藍の殆どを焼失したが観音堂は免れた。
慶長年間(1600年頃)豊臣日でよりの命により大野主馬治房は観音堂と
本尊の如意輪観世音菩薩を現在地へ移し、あらためて当時の年号を逆にして
長慶寺と称した。
のち徳川幕府の寺社製作と強い観音信仰に支えられ岸和田城主岡部公歴代の祈願所となり
山上隆昌したと言う。
その景観は徳川幕府、湯島聖堂の儒者林羅山が吟じ、元禄期和泉の史家石橋直之も
長慶寺八景として、葛城暮雪、淡路落日などの八景を賞しており、明治以後荒廃したが
近時再び復興への気運にある。
金泉山 長慶寺の宗派・札所本尊・御詠歌
- 宗派
- 真言宗泉涌寺派宗
- 札所本尊
- 如意輪観世音菩薩
- 御詠歌
- 嬉やな 人の命は 長慶寺 信達の里に よろず世の春
- うれしやな ひとのいのちは ちょうけいじ しんだちのさとに よろずよのはる
金泉山 長慶寺の想い出
未巡拝です
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