西方山 極楽密寺

和泉西国三十三ヶ所霊場第三十三番札所、第三十三番札所西方山極楽密寺は大阪府泉南市
馬場1−16−1にある、真言宗善通寺派仏教寺院 札所本尊は聖観世音菩薩

天平12(730)年行基菩薩が、畿内49院建立の折、この地に一草庵を建立し、薬師如来
本尊として安置されたのが開基と伝えられています。薬師信仰がこの地域に根付き、人々の
心に浸透した頃、文治元(1185)年俊乗房重源が留錫して、民衆の薬師信仰の篤さに感銘を
受け、一草庵から伽藍・坊舎をゆする寺院に発展拡張させたと言われています。

江戸期に入り、宝暦5(1755)年紀州徳川家の祈願処となったそうです。
現存する三葉葵の御紋からも繁栄した当時が偲ばれます。

現在は昭和60年に薬師堂を再建し中央に薬師三尊、広報に十二神将を従え
正面右側に如意輪観世音菩薩、左側に不動明王を安置しています。
昭和62年観音堂を修築し、十一面千手観世音菩薩(七尺)を本尊とし
秘仏として聖観世音菩薩を奉安しています

西方山 極楽密寺の宗派・札所本尊・御詠歌

宗派
真言宗善通寺派
札所本尊
聖観世音菩薩
御詠歌
月も日も 西へ西へと 極楽寺 蓮の台の 浄土なりけり
つきもひも にしへにしへと ごくらくじ はすのうでなのじょうどなりけり

西方山 極楽密寺の想い出

未巡拝(巡礼・参詣・参拝)です

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