瑞龍山 観音寺
和泉西国三十三ヶ所霊場第十二番札所・瑞龍山観音寺は大阪府和泉市上代町801にある
浄土宗の仏教寺院。 札所本尊は十一面観世音菩薩。
天平年間、いまから千二百余年前、山門、本堂、鐘楼、三重塔、庫裡の甍、雲井にそびえ
荘厳なものであったと伝えられていますが、その後3回火災にあってしまいます。
織田氏槇尾山焼き討ちの際、同じく焼き討ちされたとも言われていますが、詳細は不明です。
寺の開祖は阿※大和尚(河内国玉手山延命寺の僧)と伝えられていますが、寺歴、歴代住職等の
文献はなく、不明です。
※ 障の旁が意。
瑞龍山観音寺所蔵の十一面観世音は今から1200前の作と言われているそうですが、
江戸時代、頭部欠損による修復のため、各諸省庁の文化財指定は受けていないそうです。
首から下は当時の様相そのままなんだそうです。
境内の石地蔵は、昔より眼病、婦人病に良くきくと村人たちに『さすり地蔵』として
信仰されているそうです
瑞龍山 観音寺の宗派・札所本尊・御詠歌
- 宗派
- 浄土宗
- 札所本尊
- 十一面観世音菩薩
- 御詠歌
- 一筋に 願う心の 曇りなく 信太の森に 移る月影
- ひとすじに ねがうこころの くもりなく しのだのもりに うつるつきかげ
瑞龍山 観音寺の想い出
瑞龍山観音寺は、おいらにとって思い出深い寺院となりました。
なぜかと言いますと、和泉西国三十三ヶ所霊場の巡拝(巡礼・参拝・参詣)をはじめて
2寺めの寺院だったのですが、初めて本堂に上げて頂き、御本尊に手を合わせさせて頂いたり
『和泉西国観音霊場巡拝案内』を頂いたり、お話を伺えたりしたからです。
そのあたりのことは、すでにブログにアップしていますので、そちらを読んで頂くとして(笑)
そのほかの感想としては、おいらが今まで巡拝した和泉西国三十三ヶ所霊場の札所の中で
1、2を争うくらいの分かりづらい位置にお寺があること。
十九番札所の霊芝山長命寺も、分かりづらい位置にありますが、この観音寺と長命寺が
分かりづらいツートップと言っても過言ではないと思います。
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