阿弥陀山 松尾寺

和泉西国三十三ヶ所霊場第二十一番札所の阿弥陀山松尾寺は
大阪府和泉市松尾寺町2168にある天台宗の仏教寺院。 札所本尊は如意輪観世音菩薩

阿弥陀山松尾寺は白鳳元(672)年役行者優婆塞の開基と言われていて、修行中、楠の霊木を
もって、如意輪観音菩薩の尊像を刻んで安置した事に始まります。

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後、越前の泰澄大師が入山、諸堂を建立、平安時代仁明天皇の勅願寺となり鎮護国家の
道場としてその輪郭を備えたと言います。

天正9(1581)年織田信長により全山焼き討ちされ灰燼に帰しましたが、当時の塔頭日輪院の
老僧長瑜により寺堂、古文書など堺に難を逃れ、現存する端緒ともなりました。

まもなく豊臣氏の頃、秀頼公は片桐且元を普請奉行として、
四天王寺の阿弥陀堂(鎌倉期の建造)を移して金堂(文化財)とし
徳川時代も御朱印を下され松尾寺は厚く遇されて現在を迎えました

山門、鐘楼に続いて混同、念佛堂、寿老神堂、三天堂、不動堂などの堂宇が並び
首堂は一の谷合戦に戦死した首墓として知られ、陀羅尼経、曼荼羅などの重要文化財の寺宝を
はじめ、境内の大楠、山桃も天然記念物として珍重されています。

阿弥陀山 松尾寺の宗派・札所本尊・御詠歌

宗派
天台宗
札所本尊
如意輪観世音菩薩
御詠歌
あるがたや まことの弥陀の 国ならん 風も涼しき 松の尾の寺
ありがたや まことのみだの くにならん かぜもすずしき まつのおのてら

阿弥陀山 松尾寺の想い出

和泉市内の寺院の中では、屈指の敷地を持つ阿弥陀山松尾寺。
巡拝したのは平成24(2012)年10月26日。
このページを更新しているのは、平成25年11月某日。
かなり記憶も曖昧なんですが(爆)、いちばん印象的だったのは
巡拝した日が『母の誕生日』と言うのに気付き、それを伝えたところ
お念珠を頂きました。

あと、愛車の自転車“ひろくん号(仮)”に乗って、阿弥陀山松尾寺まで来たと
伝えたところ、お茶やみかんのご接待をして下さいました。

本堂にいらっしゃる如意輪観音さまは、なぜか『身体の事』を
よく聞いて下さいます。 お参りして行って下さいませ。 と
納経印(ご朱印)を乾かすためにドライヤーで風を送りながら
おっしゃいました。
納経印(ご朱印)をその場で書いて下さる事は、結構な頻度でありますが
ちゃんと乾かして下さるなんて、初めてで、うれしい経験でした。

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