槇尾山 施福寺

和泉西国三十三ヶ所霊場第一番札所槇尾山施福寺は大阪府和泉市槇尾山町136にある
天台宗の仏教寺院。通称槇尾寺(まきおでら、まきのおでら)。山号は槇尾山(まきのおさん)。
本尊は弥勒菩薩札所本尊は十一面千手観世音菩薩。槇尾山の山腹に位置しています。

和泉西国三十三ヶ所霊場第1番札所、槇尾山 施福寺の開基は加古行満と
言われていますが、その時代や人となりは詳らかになっていません。
寺伝によれば奈良に都があるころ和泉出身の聖者行基菩薩の弟子、法海により
中興開山されたと言います。

和泉国ではただひとつの西国札所第4番の観音霊場として往古より参詣の人は絶えません。

槇尾山施福寺は、和泉西国三十三ヶ所霊場第一番札所であるとともに
西国三十三箇所観音霊場の第四番札所でもあります。

弘法大師空海が勤操大徳を師として延暦年中、得度をされ出家の道に入られたと伝えられ
昔時、坊舎七十三坊を数え、虚無蔵堂・藍染堂・大目堂・弁財天堂・大師堂・一切経堂・
御髪堂などの諸堂を構えた和泉国霊場の中枢であった事が偲ばれます。

江戸時代末期、安政2(1856)年に再建され、かつての僧坊も今は7坊
時代の変遷は疑うべくもありませんが、今日もなお長い歴史の重圧に耐えながら
観音信仰の法灯は燃え続いています。
正平15(1360)年槇尾山大縁起は貴重な資料として重要文化財に指定されています。

槇尾山 施福寺の宗派・札所本尊・御詠歌

宗派
天台宗
札所本尊
十一面千手観世音菩薩
御詠歌
補陀楽や 槇の野山を 分け行けば 峯の嵐に 駒ぞ勇める
ほだらくや まきののやまを わけいれば みねのあらしに こまぞいさめる

槇尾山 施福寺の想い出

和泉西国三十三ヶ所霊場を知り、納経印を頂くようになってからは
施福寺に参詣した事がないんですよね(汗)。
いつか参詣したいお寺なのですが、なんてったって山の中腹ですから
そう易々とは行けません。
参詣できたら、細かな事は、ブログでご報告するとして
写真とかも含めて、こちらでもご報告させていただきたいと思います。

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