宝林山 聖徳寺

和泉西国三十三ヶ所霊場第十七番札所 宝林山聖徳寺は大阪府泉大津市豊中町
2−12−14にある、高野山真言宗の仏教寺院。

札所本尊は十一面千手観世音菩薩

貞享年間(1680年代)泉州三十三所霊場十七番札所として、豊中村黄檗宗大福寺と
記されています。
和泉五社のひとつ、穴師神社の東側に位置していたとされていて、明治以前すでに廃寺となり
現在は坪名とその石標が残っているのみで札所は真言宗清修寺に受け継がれたと言います。
(浄土宗・浄福寺との資料もあるそうです)

清修寺は恵心僧都の開基と伝えられるだけで各章はないそうです。
荒廃していたのを豊中村の庄屋辻村重左衛門の老母宝誉栄林と言う法尼が一宇を建てた事で
宝林山と号し、宝暦年間(1750年ごろ)隣村宮村の八木惣右衛門が本堂、庫裏を再建した
そうです。
約90年後の弘化元年夜半、放火にあって全堂焼失。本尊と33番観世音のみ何を免れたと
言われています。 後に犯人は堺奉行所に検挙投獄されているそうです。

寛永元(1848)年5月、何回目かの建立がなされましたが、近年、維持が困難となり
同所の同宗派聖徳寺に合祀されました。

宝林山 聖徳寺の宗派・札所本尊・御詠歌

宗派
高野山真言宗
札所本尊
十一面千手観世音菩薩
御詠歌
見る人も 参る心は頼もしや 福を与える 誓いなりけり
みるひとも まいるこころは たのもしや ふくをあたえる ちかいなりけり

宝林山 聖徳寺の想い出

住宅街にあるお寺。 と言った印象。
観光地化されてなくて、とても居心地が良いと感じました。

おそらく、若住職に対応して頂いたように記憶してます。
宝林山 聖徳寺に巡拝した頃は、本堂に上げて頂く事は少なく
ご本尊のお顔を拝する機会を逸してしまう事が多かったです。

看板 本堂 納経印(ご朱印)

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