躑躅山 林昌寺

和泉西国三十三ヶ所霊場第三十一番札所躑躅山林昌寺は大阪府泉南市信達岡中395にある
真言宗御室派の仏教寺院。 札所本尊は如意輪観世音菩薩

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開創は聖武天皇の勅願寺として、天平年間行基菩薩畿内四十九院の一院として建立。
往古はこの寺域に三院六坊を有する鎮護国家を祈念する一大伽藍であったと言われていますが
林昌寺も天正年間織田氏南逆征討の兵火により、ことごとく灰燼に帰してしまいました。

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現存の諸堂宇は江戸時代初期から中期にかけて建立されたものだそうです。
かつてこの地に鉱泉が湧き出ていたらしいので山号を温泉山菩提院岡寺と言っていた
そうですが、平安時代第七十三代堀川天皇が当山に行幸され、山つつじの見事なのに
自ら山号を躑躅とし、寺号を法林繁盛の勝地として林昌と改められ、躑躅山林昌寺と
勅号されたと言います。

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林昌寺は京都仁和寺を総本山とする真言宗御室派に属し、岡大師とも称えられるが如く
泉州における弘法大師信仰の一拠点でもあります。
観音堂は西国三十三ヶ所本尊が、また約一時間で巡拝できる寺内山中の
四国八十八ヶ所とともに近隣の信仰を集めています。

躑躅山 林昌寺の宗派・札所本尊・御詠歌

宗派
真言宗御室派
札所本尊
如意輪観世音菩薩
御詠歌
躑躅咲く 山の岩陰 夕映えて おくらはよその 名のみなりけり
つづじさく やまのいわかげ ゆうばえて おくらはよその なのみなりけり

躑躅山 林昌寺の想い出

未巡拝(未巡礼・未参詣・未参拝)です


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