赤田山 観音寺
和泉西国三十三ヶ所霊場第二十番札所赤田山観音寺は大阪府和泉市観音寺町128にある
浄土宗の仏教寺院。 札所本尊は十一面千手観世音菩薩。
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古来、和泉観音寺村といい、観音寺の次号が村や字(あざ)の名と
なっていますが開創当時の寺暦を知る資料は今のところないらしいです。
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寺の背後が、かつては観音寺山になっていて、大和を中心に仏教文化が栄えた
天平年間に、この地へ藤原氏が城を築き、興亡の歳月を繰り替えしながら、井上某氏に至り
廃城されたと言うから、奈良時代に建立されていたのかも知れません。
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南北朝の頃には北畠顕家が観音寺城に陣をとり、北軍の襲来に備えたと言われています。
貞享年間、すでに和泉西国第二十番札所・浄土観音寺として、本尊十一面観世音菩薩は
土地の人々から讃仰されていたそうです。
現在の本堂は、宝暦年間(1750年代)に建立されたと言われていて、何度かの改修が
加えられながら今日を迎えたようです。
赤田山 観音寺の宗派・札所本尊・御詠歌
- 宗派
- 浄土宗
- 札所本尊
- 十一面千手観世音菩薩
- 御詠歌
- この寺の 仏の道の いと長く 引かれて参る 弥陀の浄土へ
- このてらの ほとけのみちの いとながく ひかれてまいる みだのじょうどへ
赤田山 観音寺の想い出
和泉西国三十三ヶ所霊場第二十番札所、赤田山観音寺に巡拝(巡礼・参詣・参拝)したのは
平成23(2011)年10月24日のこと。
ご住職がいる寺院としては3寺院めで、和泉西国三十三箇所霊場の札所としては4寺院め。
(第十三番札所、龍雲寺が無住のお寺でしたので)
赤田山観音寺は、写真をご覧になったら分かると思いますが『観光地化された寺院』ではなく
おいらの“琴線に触れる”寺院です(ほとんどの札所がそうですが)。
観光地化された寺院が嫌いと言うわけではないのですが、ご住職がいたとしても、お話を伺う事が
難しいので、どうも、好きになれないのです。
以前、和泉西国三十三ヶ所霊場十二番札所の浄土宗・瑞龍山観音寺に
巡拝(巡礼・参詣・参拝)したた時に、ご住職の奥方だと思われる方が
『ご本尊に手を合わせさせて頂きたいのですが』と聞いてみると
いいですよと、教えて下さいましたので、聞いてみると
『どうぞどうぞ(ダチョウ倶楽部風 笑)』との事で
納経印(ご朱印)を頂いたあと、本堂に上げて頂き、10分ほどの時間ではありましたが
手を合わせさせて頂きました。
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